投資用不動産、曲がり角
こんばんは。
いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。
さて、今日の日経電子版に、気になるニュースがありました。
概略としては、昨今の投資用不動産融資を支えてきた地銀の方向性が変化してきていると言うものです。
例のス〇ガ銀行の乱脈融資を発端に、確かに金融機関の投資用物件に対する審査が厳しくなってきている事は、業界内でも話題になっています。
つい先日も、同業者さんが、買い替えで購入予定をしていた物件のファイナンスがつかず、頭を抱えているというお話を聞いたばかりです。
ここ数年、特に東京の業者さんが、ここ名古屋の物件に触手を伸ばし、かなりの数の物件を取り扱われました。
それにより、少なからず物件価格が高騰しました。
当社は、バブル期はまだ創業していませんでしたが、当時の経営者さん達のお話を伺い、勢いだけで物件を購入してはいけないという事で、独自の基準を設けて対応しています。
もちろん、この基準はかなり厳しいものであり、なかなかこの基準を達成する物件は無い=買えないのです。
個人住宅も含め、本来買えない筈の先に無理に買ってもらえば、当然不幸な結果をもたらします。
私たち不動産業者は、売って頂き、買って頂く事が商売の根本ですが、その結果として、みすみす不幸になる事が予想される様であれば、勇気を持ってお客様にご理解を頂く事も、大切な使命なのではないかと思います。
それの全く逆の事を行ったいわゆるス〇ガスキームは、破綻して当然であったと言えるでしょう。
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投稿日:2018年11月15日
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