皆さんこんにちは。
いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。
昨日、フランスカンヌで開催されていた、20ヶ国・地域首脳会議(G20)が、閉幕しました。
今回のG20では、主に欧州債務問題、特にギリシャ問題について多くの時間が割かれた様です。
会議期間中は、独・仏首脳が、ギリシャのパパンドレウ首相(複雑な名前ですが、余りにも多く登場するので、とうとう覚えてしまいました)を呼びつけ、包括的支援受け入れに必要な措置を採る様、「恫喝」
結果的に、首相は国民投票を断念し、内閣信任決議を勝ち取り、その後大連立を組み上げ、辞任するとみられています。
10月31日に実施された、日本の史上最大規模の円売り介入は、ギリシャ問題に隠れほとんど議論にならなかった様子です。
所で、このG20、いつから20ヶ国・地域になったんでしょう?
確か、3年前のリーマンショックの時だったと記憶しています。
我々の世代で最もなじみがあるのは、G7。
日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、カナダ、イタリアの主要7ヶ国による首脳会議です。
この主要7ヶ国に名を連ねる事に、幼いながらもどこか誇りを感じたものです。
それに、崩壊後のロシアを加えG8となり、その後新興国の発言力が増していくのに合わせてG20となった訳です。
20ヶ国・地域ともなると、もう訳が解りませんが・・・・
つまり、それだけ旧先進国主導だけでは、世界の経済運営は出来ない世の中になったと言う事です。
特に、大国中国抜きでは、既に世界経済は語れないと言っても過言ではないですね?
翻って、我が国日本を見ますと、年々低下していく国際的プレゼンスはもとより、昨今では超円高により、頼みの製造業さえも競争力を失い、見る影もありません
国の借金も、何と1000兆円を突破国民一人当たりに直すと、一人800万円もの借金を背負わされている計算になります。
これは、ギリシャよりもひどい数字です。
最近は、少しトーンダウンしていますが(私的に)、そう遠く無い将来に、日本は中堅以下の国家に転落するでしょう。
そうなる前に、日本以外での柱を持っておく必要に迫られていると言えるでしょう。
「異質な国」日本が、今のままでいられる保証はどこにもありません。
残念な事ですが。
円が強い今の内に、外貨を保有し、最低限は来るべき時に備えるべきと言うのが、私の持論です。
私個人としては、それ意外に海外での足場を早期に作りたいと考えています。
今年は結局実行に移せませんでしたが、来年はこれをテーマにしたいと思います。
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